2017-12-09 〜 2017-12-26
死なないセレモニー
12月9日 sat 19:00- アーティストトーク (ゲスト 花房太一:キュレーター)
名古屋出身の荒川修作パイセンのオマージュで 「死なないセレモニー」という展示名にしました。 人が無意識や無知の間にする行動は、死んだ人が残した生き続ける意思だと私は思っています。 言い換えれば、死なない意思です。 自分のアイデンティティを求めた時は煎餅で墓を作り、身近な人の死を題材に線香で盆栽を作り、身体のルーツを探る為に体液と海水で塩を作りました。自分という存在が何なのかを考え、制作に向かう時、死んでいった莫大な人やモノの存在に気づかされます。 ポストトゥルースと言われている時代に情報ではなく、”死”という部分から自己の内在性を再認識できる展示になればと思います。 (折原智江)