2013-10-12 〜 2013-10-27
山頂の谷底に触れる
top of heap / root of absence
「行為の彫刻化」をテーマに映像・彫刻・インスタレーションを展開する二藤建人の最新作を発表します。韓国でのアーティスト・イン・レジデンスを終えて帰国後初の注目の展示です。 ギャラリートーク: 10.12 sat 19:00
両の手を合わせると、そこに一つの接点が生まれる。接点への感覚は、左右どちらのものとは言い難い。境界とは、そういうものなのだろう。山を登ると地上の空に出会う。空は大地のかたちを、大地は空のかたちをしている。山の頂上に触れた手は、空の谷底の一員として、厚みの無い、「山頂」という接点を大地と共有する。 二藤建人