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2020-03-07 〜 2020-03-22

州ん

小林 椋

初日は18時開廊、最終日は18時終了

3/11、3/12、3/19、3/20は休廊

3月14日 sat 18:00- ゲストトーク ゲスト:中村史子(愛知県美術館学芸員)

「モデル」は現実世界の事柄から、ある構造や仕組みを抽出する表現である。DNAと言われて多くの人が思い浮かべるであろう二重のらせん構造は、DNAの塩基配列の空間的な配置を抽出した「かたち」だ。プラモデルは物の形態と表面のテクスチャーを抽出することによって、実物のスケールや重量といった性質を備えていなくとも、「見た目」をもってそれであると示すことができる。ここにある装置も、ある種の「モデル」である。しかし ながら、参照されているのは伝承や疑似科学的なものといった作り話のようで、かといってまったくの嘘というわけではないものだ。そうした「現実のようなもの」の構造は極めてあいまいな要素の結びつきで、多くの飛躍や誤解を含んでいる。これらの装置は、飛躍 や誤読そのもののモデルであり、機能不全を起こした因果ともいえる。(小林椋)

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名古屋市千種区鏡池通3-5-1